2013-06-14から1日間の記事一覧

古典派ソナタは自ら弾く/聴くことによって主体の現前を迂回した volonté générale の夢を開く(チャールズ・ローゼン『ベートーヴェンを“読む” 32のピアノソナタ』)

[追記あり] プルーストの喜劇は、1850年からほぼ現在に至るまでの中上流階級の家庭における欧米の文化を代表するものとして、ベートーヴェンのソナタに相当の価値を与えている。客人をもてなしたり、家族で夕食を楽しんだりするのと同様、文化的な生活の一部…