2014-10-15から1日間の記事一覧

屁理屈

ヴェルディを聞き始めた、と言い出したときから、そのうち冗長なところがあると文句をつけるんだろうなあと思っていたら、早速来た。器楽にも、気晴らしはた〜〜〜〜〜〜〜〜〜くさん入ってるよ。シェーンベルクやウェーベルンにもある。バッハなんていっぱ…

分節可能言語

「何だこれは」その大学の先生恒例のサッカー観戦時のつぶやきが、「ヨッシャー」「オリャー」「アアアアアア」から、その日はいかにも大学の先生っぽく分節可能な言語に豹変しているのを発見したとき、私は、ただならぬことが私たちの周りで起きつつあると…

シノロジー

まだ全然わからないけど、ゼロ年代論壇のみそっかすみたいな「中国化」より、「シノワ」というキーワードの向こう側に広がってるものごとのほうが本命っぽいですね。[追記:なるほど〜。自分のなかに不安があるときに、「みんな、そう思うよね、ね、ねっ?」…

(……)

(フォーレをフォレと書いたり、ブーレーズをブゥレーズと書くのは、たぶん「文字の力」への信心。吉田秀和がそのように書いたのだから、私はそこへ帰依します、という宣言なんだろうな。バッハをバハと書かないのは、経典(吉田秀和)にそのような表記がな…

表音文字の宗教、表意文字の宗教

チカマツがアヴァローキテーシュヴァラ・ボーディサットヴァの像の所在地を織り込んだ娼婦の叙事詩をオーザカのプッペンテアターのために書いたことは、どこでどうやればどれくらい人の興味を惹くものなのか。何かやり方はありそうな気がするのだけれど。ポ…