2014-10-31から1日間の記事一覧

(こそこそ)

年長の紳士が、公然と話をしている最中に、「ちょっとこっちへ」と裏へ手招きするのは懐柔か恫喝と相場が決まっており、慣れないシロウトは丸め込まれるのがオチだから行かないのが得策なわけだが、久しぶりにそういう光景を目撃した。

「軍歌は商品だ」

日本の軍歌 国民的音楽の歴史 (幻冬舎新書)作者: 辻田真佐憲出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/07/30メディア: 新書この商品を含むブログ (30件) を見る

「体系的」と「歴史的」

グイード・アドラーの体系的音楽学と歴史的音楽学の区別は、自然哲学と自然史の区別に似ているなあ、と気が付いた。(同じなのかどうか、ちゃんと確かめるには色々準備が要りそうだが。)文系vs理系みたいに対立させたら大学が弱体化して管理が楽になるだろ…

脱音響主義

2年に一度ずつ音楽美学の講義をやらせていただく機会があって、自分の考えが少しずつ変わっていくことで、同じ話でも景色が変わるというか、説明の仕方を変えたくなってしまう。「音楽専用ホール」の時代はおそらくもう終わりつつある、という思いが今は強…