ひとつ前のエントリーで「音痴」の語を使った。「音痴」は、今では「canon批判」の文脈で、政治的に正しくない言葉に分類されている。西洋音階こそが「規範」であり、そこから外れる伝統音楽の音感は「音痴」とされた。(実際、「音痴」の語の初出は大正時代…
「現代思想」の生き残りみたいな人たちは、20世紀末の「canon批判」のアップデート版として「権威批判」とか「卓越性全般への敵意」という観念を設定して、これが今後の日本でさらに過激に進行するであろう、と予測しているようだが、そこには、北米の環太平…
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