そういえばこの概念を駆使する音楽論は、まだ日本語では書かれていないかもしれませんね。戦後西ドイツの音楽研究のこの島における受容の積み残しかも。散文は、まだ生まれたばかりである。
シューベルトもチャイコフスキーも、秘密を告白するリリカルな音楽が、劇音楽の手法を借りてなされるのはどういうことなのだろう。西洋音楽において、何故に一人称は舞台のモノローグの様式になるのか。たぶんそうではないポストロマン主義をさぐり当てるた…
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