2018-04-08から1日間の記事一覧

懸命にもがく見世物は「人間的」か?

自然主義リアリズムや私小説がドロドロした現実から目をそらさない近代の芸術だと言えるのは、それが諷刺・告発・批評として機能するからだと思う。でも、懸命にもがく姿それ自体を興行・見世物にするのは、要するに奴隷と猛獣が闘うコロシアムを見物してい…