2018-08-14から1日間の記事一覧

ショパンとサンド

ドラクロワが描いたショパンの肖像とサンドの肖像が、もともとは彼のアトリエから没後発見された一枚の絵で、ピアノを弾くショパンの背後にサンドが寄り添う構図だったらしい。シルヴィ・ドレーグ=モワン『ノアンのショパンとサンド』(原書1988年)では、…

大著が次々出る

ゼロ年代には学者が薄い書き下ろしの新書を量産したけれど、(そして岡田暁生の本は単行本もこうした新書同様に一晩で読み切ることのできる分量・文体なわけだけれど、)西洋音楽史―「クラシック」の黄昏 (中公新書)作者: 岡田暁生出版社/メーカー: 中央公論…