大阪フィルハーモニー交響楽団いずみホールコンサートシリーズ

指揮、大植英次。シンフォニーホールの定期は全力投球、いずみホールの公演は、アット・ホームな、いわば「ファンの集い」という姿勢で臨んでいる印象を受けました。特に、前半、ヴィヴァルディ「四季」は、若いコンサートマスター、長原幸太くんのお披露目的な出し物。(何でもがっちり弾いてしまう大フィル、楽譜を細かく読んで、決めうちで作ってしまう大植氏(指揮+通演低音を暗譜!)の相乗効果で、かなり重厚な演奏でしたが……。)

後半は、ベートーヴェン「交響曲第4番」。