上森祥平ベートーヴェン“ピアノとチェロのためのソナタ”全曲演奏会

午後、京都府立府民ホール・アルティ。ソナタ5曲を一挙に演奏する大変な企画。アフター・トーク(聴き手役で参加させていただきました)は、如才なく「普通の人」として気さくに話してくださいましたが、演奏を聞くと、ベートーヴェンの音楽に、絶えず動き続ける異様な力を感じておられるように思いました。ピアノ(岸本雅美)は、特に初期の2曲、音数の多い難曲ですが、もう少し響きをコンパクトにまとめた方が聞きやすかった気がします。