ショパン2005 ピアノに託した想いVol.1 ラン・ラン「若き日の夢」

いずみホール。コンサート本編(モーツァルトのピアノソナタK.330、ショパンのピアノソナタ第3番、夜想曲op.27-2と遺作嬰ハ短調、ワルツop.70-3、「 (遺作),アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」、タン・ドゥン「水彩による8つの思い出」)は、あっけないほどあっさり進む部分(モーツァルトなど)と、強引に癖をつけたような部分(ショパンの多く)が混在して、いまひとつピンと来なかったのですが、アンコールのグリュンフェルト「ウィーンの夜会」は、鋼鉄のタッチと圧倒的なテクニックを見せつける見事なものでした。