関西フィルハーモニー管弦楽団第176回定期演奏会

ザ・シンフォニーホール。前半のブルックナー(「序曲ト短調」と「テ・デウム」)は、オーケストラが音を「生きたライン」として保持できないので、オルガン風、教会音楽風の響きにならず。ソリストでは、高島依子(ソプラノ)は素直な発声。

後半、シューベルト「ハ長調交響曲」(グレート)は、指揮者、飯守泰次郎が、各楽想を面白く聞かせるテンポを知っているという印象。基本的に融通の効かない人だと思いますが、この曲では、ハマっていました。