林田明子ソプラノリサイタル〜花のことづて〜

午後、京都府立府民ホール。癖のない声で、言葉と表情が無理なく伝わるというのは驚くべきことだと思います。まさに花束のように色とりどりの選曲。ピアノ、船橋美穂。

  • フォーレ「花と蝶」、「イスファーンのバラ」、シューベルト「世咲きすみれ」、モーツァルト「すみれ」。
  • 中田喜直「たんぽぽ」、「桜の花」、別宮貞雄「さくら横ちょう」、団伊玖磨「藤の花」。
  • ショーソン「リラの花咲くころ」、プーランク「花」、シュトラウス「イヌサフラン」、「バラのきずな」、マルクス「五月の花々」、「昨日彼が私にバラを持ってきた」。
  • モーツァルト「とうとうその時が来た」(「フィガロの結婚」)、シューマン「私のバラ」、シュトラウス「私を花で覆ってください」、「花の挨拶」、フロトー「最後のバラ」(「マルタ」)。
  • シュトラウス「少女の花」。
  • 山田耕筰「野薔薇」、「曼珠沙華」、「からたちの花」。