ティーレマンは越父権的?

昨日は父親が朝から夜までかかる大手術をしまして、待ち合い室でたまたま開いた朝日新聞夕刊には、岡田暁生のティーレマン評が出ていました。

「越父権的」ですか。

日経大阪チーム(?)の評は、本日夕刊の予定です。お楽しみに。

追記:

ということで、白石は「ティーレマンは子供だ」説です。岡田さんは、(ちょうど大久保賢氏が山田和樹をブログで語った時とそっくりの厳かな口調で)原則的なことしか書いていませんが(あれではまるで新党旗揚げの綱領みたい、あの万年青年がクラシック界の「総統閣下」なの?)、当方は、具体的にどんな演奏でオケがどうだったかまで書いてます。読める地域の方は是非。

(リエンツィ序曲が良い演奏だったのは認めますが、あれはつまり、ティーレマンが村祭りの鉦や太鼓をてらいなく鳴らした、ということだと思います。

そしてデザート(アンコール)が一番オイチカッタ、という風に人を童心にかえらせてしまうわけです。私はいちおう大人向けに批評しておりますので、メインディッシュで論評しました。

しかし岡田派の童心への憧憬(いかめしい言葉遣いで心は幼児な「強面の退行」?)は行き過ぎではないか。朝日、大丈夫か?)