承前:だったら霊験あらたかな『音楽学』社を設立しよう!

学会誌は、会員である研究者コミュニティの情報交換の場ではなく、神社のような研究者のイニシエーション機関なんだから、そう宣言したらいいんじゃないか説、というのがあるようで、だったら学会とは独立採算の『音楽学』社を設立したらいいんじゃないか、それも一案ではあると思った。(名称は、日本《音楽》招魂社,(←《》と,も名称に含まれます)でもいいかもしれない。超党派で音楽への学びの心をお祀りします。)

年間購読料○○円、一般公募論文投稿料○○円、外部研究者への査読委嘱料○○円、特集などの依頼原稿は○○円@100字、とか明朗会計にしたらいい。

音楽学会との関係は、学会誌に助成金を出す代わりに、事業と会計の報告・予算を毎年提出して、事業監査・会計監査を受ける、という関係でいいんじゃないか。(査読の実体とかが不明朗だということであれば実態調査をして、問題があれば助成金を打ち切ればよろしい。)

当然、会社だから編集業務には給与もしくは報酬を支給する、ということで、色々なことがすっきりするんじゃないですか。

流れとしては、グローバル化で経済至上主義な世の中へ打ってでる攻めの姿勢が好ましいのではないでしょうか。音楽之友社の『音楽芸術』がなくなって、今は音楽言論誌が手薄ですし。

(学会誌を自前で発行しないことになったときに、学会としての認可がどうなるのか、とか、役所的な問題があるのかないのか、そういうことはよく知らないけれど。ややこしいことが起きそうなんだったら、顧問弁護士をこういう「維新」が得意なあの人にたのみましょう。君が代の口パクが許せないらしいから、「歌う国民」の趣旨には賛同してくれるに違いない(笑)。)