台風予報

http://mainichi.jp/feature/news/20130814ddf012040005000c.html

ウソなしに話を成立させて、さすが、プロの仕事という感じの記事だけれど、指揮者として本当のところどうなのか、は未知数とするのが正確ではないか。関西では、ほぼ現代オペラと現代曲しかやってないし。

沼尻竜典の首席客演指揮者の肩書きは来年からどうなるのだろう。

[以上、「議論する公衆」としての私の見解。ここからは、現代社会において、「議論する公衆」の成立にとって最も大きな障害になっているとされる情報メディアのバイアスや様々な効果(プラス・マイナス両面の)にどのように対処すれば「パブリック」を確保できるか、という問題意識と関連する補助的考察。]

あと、いずみホールは、「いずみシンフォニエッタ大阪の常任指揮者、飯森範親が指揮した日本センチュリー交響楽団の定期演奏会の批評が○○新聞に掲載されました」という感じに、どこまでも追いかけていくのだろうか。友達の友達を世界に広げよう、みたいな……。

日本センチュリーや飯森親範に対するコメントは、いずみホールと関係なく好きにやらせて欲しいと、普通は考えるはずだが。そのうち、東京交響楽団や山形交響楽団の動静を語るのも、いずみホールの許諾が必要になったりして……。欲望に防波堤はない。隙あらばどこへでも、というガッツは、なんだか、維新の人に似てるんだよね。メディアに話題を投下し続けること最優先な姿勢とか。で、今では維新の人は、ウチは違います、一緒にされては困りますということで、大阪市内に封じ込められちゃってるわけだから、過ぎたるはなんとやら……。

なお、「台風」の語は、「整理部が付けたと思われます」という風に、お咎めなし、を示唆するコメントが党本部……じゃなかった、いずみホール関係者から出ておりますので、この件で誰かが犠牲者になることはないようです。よかったネ。

[最後に、既に出入り禁止になった者だから言える、自虐ネタ]

ということで、音楽情報の総本山様のお墨付きをいただいたので、みんなも安心して、これからは飯森くんを台風と呼ぼう!

[以上、3段階に分けてコメントしてみました。それぞれの立場や趣味に従って、お好みのセクションをご利用ください。「みんな仲良くしよう」と呼びかけるタイフーン飯森の言葉を信じて、自分を出入り禁止にするホールとも、いがみ合わずにつきあおうとする私、白石知雄をこれからもよろしくネ!(注:最後は、一歩退いた解説部分にさりげなく自己アピールを混ぜてみた。最新の宣伝手法、油断も隙もない昨今のメディア口八丁手八丁状況の戯画。どうしてこんな風に大阪は荒れちゃったんだろうねえ……台風が来たら学校はお休みで、出勤するのは会社員だけになる。一般人は家でじっとしてろってことですかねえ……。)]