受益者?

「教育を受ける権利」を行使している個体を受益者と呼ぶことのほうが私には違和感がある。

そして子どもに教育を受けさせる義務があるのは「国」ではなく「親」だ。

「国」は親たちの義務、子どもたちの権利の遂行を円滑ならしめる環境を整えているに過ぎないはず。

こういう関係性のなかで、「国」が何をどこまでなしうるか、言葉で説明して、ささやかな希望を述べてはいけない理由がわからん。

親の側に「義務」を負う戸惑いと混乱があるのだろう。最近の学校では、親を善く導くのが大変らしいと噂には聞くが、こういうことが起きるわけか。

(「かまってちゃん」体質の人が親になると、ひとまず無限に思い付いたことを先生とかに言い続けるんだろうな。)