夫婦の妙

[追記あり]

妻は手堅く作り込まれたテレビの教養番組の進行役にぴったりはまる。(今はNHK教育とか朝日系列とか、かつて「地味」とされ、チャンネルをスキップされていた局だけがまともに番組を作る力を保っている時代、という印象がある。)

夫は何やらガサガサして、一昔前なら「テレビ的」とか「マスコミ受けがしそう」と形容されたかもしれないけれど、手垢が付きすぎている感なきにしもあらずな手法を今頃になってライヴ・パフォーマンスに持ち込もうとする誰が黒幕なのかよくわからない動きに巻き込まれている。(違和感バリバリなのだけど、民間放送が頭打ちだから、中古品を他の領域で売り抜こうと躍起な人たちがいるんじゃないか。)

[ひとつ間違えばクラシック界の羽賀研二になってしまいそうな子を、どうやったら表の世界にまっとうに立たせることができるか否か、大阪が子守役を引き受けたわけですな。何の因果か知らんけど、引き受けた以上は、どうにかせんとあきませんな。]