みんな桐朋

大友直人は京響と長く関わり、今日の基礎を一緒に作って、今や古都の名士。

大阪フィルは、若い頃に海外へ出て、国内にまったく足がかりのなかった大植英次を9年で「男にした」。

沼尻竜典は滋賀に来て、名実ともに念願のオペラ指揮者になった。

次は彼の番、ということか。

みんな桐朋。

斉藤秀雄は1974年9月18日没、ということで、小澤征爾がボストン響音楽監督になった翌年、沼尻(1964年生、誕生日不詳)が9or10歳、飯森範親(1963年5月17日生まれらしい)が11歳のときに死んでいるが。

トーキョが海外有名指揮者の買い付けでグローバルに狂奔した過去十数年、関西のわたしらは、こういう感じに国産指揮者のみなさんとおつきあいしてきたわけです。経験値はそれなりに高いと思うよ。