しのぎ?

むしろ、室内楽やろうって人たちだから、自分(たち)がだいたいどのあたりのポジションなのか、周り見てわかってやってる感じがする。

そしてもちろん、「苦しみに耐えて何とか切り抜ける」の意味における「凌ぎ」はもっと関係ないかな。

「しのぎ(鎬)」とは、刀の刃と峰(背の部分)の間で稜線を高くした所。
その鎬が削れ落ちるほど激しく刀で斬り合うさまを「しのぎを削る」と言うようになり、後に、刀を用いた争い以外にも熱戦を指して言うようになった。
苦しみに耐えて何とか切り抜ける意味の「凌ぎ」を用いて、「凌ぎを削る」と誤表記されることがある。
「鎬」の語源が「凌ぎ」と関係無いとは言えないが、「しのぎを削る」という慣用表現において「凌ぎ」は関係ないため、「凌ぎを削る」と書くのは間違いである。

鎬を削る(しのぎをけずる) - 語源由来辞典

「なんとか凌ぐ」感じが見える人たちはここには呼ばれてなくて、「鎬」が削れる白兵戦、あるいは、そもそも「闘い」のイメージとは違う空気が会場に流れているように思う。その感じが心地よいから、ちょうど朝の同じ時刻から梅田でやってるメトのライブビューイングより若干多いかもしれないお客さんが集まってるんじゃないかしら。