Sir Roger Arthur Carver Norrington, (born 16 March 1934) is a British conductor. He is the son of Sir Arthur Norrington and his brother is Humphrey Thomas Norrington.
指揮者のノリントンは、作曲をやっていたと思い込んでいたのだが、それは勘違いで、歌手出身らしい。
それはともかく、父親はオックスフォード大出版局で辣腕を振るったやり手の大学職員で、
http://en.wikipedia.org/wiki/Arthur_Lionel_Pugh_Norrington
弟は銀行の重役。
http://en.wikipedia.org/wiki/Humphrey_Thomas_Norrington
「売り込み」が上手いのは家系だな。
大フィルは、自力でお客さんをつかむ力があって、ちゃんとイベントを軌道に乗せておるのだから、他のホール・団体も、他人頼みで「立派に見せかける」のではない地力をつけないと、英国の名うての「ビジネスパーソン」から足下を見られちゃうよ(笑)。
あと、ノリントン家はコーラスとの関わりがあるっぽく見えるが、音楽とビジネスをつなごうとするとき、一番「太いパイプ」になり得るのは、おそらく合唱だと思うな。
ウィーン楽友協会合唱団というのがあるけれど、「アサヒ・コーラス」(大フィル合唱団の前身)もそういうものだったし、大学のグリークラブ出身の音楽関係者が、上の世代にはいっぱいいるでしょ。
今は、大阪ではそのルートが、ちょっと弱くなってるんとちゃうかな。合唱は、プロだけではダメだし、それはちゃんと理由があることなのよ。
ノリントンから学ぶべきは、ヒップ(HIP)という売れ筋商品の動向ではなく(もう彼は「最先端」じゃないしね)、ビジネスマンがいかに合唱とつきあうか、という話じゃないですかね。
(ロンドン在住の某は、そういうことがわかっているのか。というより、彼女はオックスフォードのNorrington Roomに足を運んだことがあるのか?)
Arthur Lionel Pugh Norrington - Wikipedia, the free encyclopedia
ノリントンと日下部吉彦の対談、とか、企画したらええのに。
そういう風に、ないところに道を作ることをしないと、「眼力」は育たないよ(笑)。
(それに、いずみホールは、モダン楽器のオケより、人間の声のほうが合うんとちゃいますかねえ。オルガンもあるし、ちょうどいいやん。「合唱のメッカを目指す!」、他所と差別化を図る絶好のスローガンだと思うけどなあ。)
[こういうことを書いても、「東京混声が17日にコンサートやります」と、貸し館公演に便乗する頓珍漢な返答で終わったりするのだろうから、大して期待はしてないけどね(笑)。]