毒には毒を、不機嫌には不機嫌を

(ところで、このエヴァンズはなぜか「エヴァンス」と表記されることが多い。なぜだろう?)

キース・シャドウィック『ビル・エヴァンス――ミュージカル・バイオグラフィー』にがっかり ( イラストレーション ) - Le plaisir de la musique 音楽の歓び - Yahoo!ブログ

ということなんですけど、奥様、大変ざますわよ。なぜって、あなた、

「私はあなたに同意します」と言いながら他者を理解せず自己に固執する人こそが高等教育の敵なのです。

なんですって。しかも、

「そのことを悪いと教わってこなかったから私に責任はない」と言い募る人ほど高等教育を受ける資格を持たない人はありません

さらに、

(大学入試とは本来そのような人を排除するためにあるべきなのです)

というじゃありませんか。

日本語が日本語独自に外来語を作ることを容認せず、英語の発音を転記する「正しいひとつの」規則があると言い張るのって、「他者を理解せず自己に固執する人」の典型じゃないですか。

そういう人たちが、過去に遡って大学(院)の卒業・終了資格を剥奪されるような恐い世の中になったらどうしましょう。恐怖政治だわ……。

誰か、「外来語の語末の s は濁らないほうがかっこいい」という漠然とした気分がいつどこでどういう経緯で発生したのか、英語脳の人たちに理解できる説明をまとめてあげて。いますぐ!

というより、高等教育が真に求めているのは、不寛容ではなく、対立を解きほぐす自由で柔軟な思考なのだというメッセージを、いますぐ偉い人が発信してあげて。

死人がでるわ。

あっちこっちの大学が卒論〆切前というややこしい時期になると、権力をもつオトコたちは、急に威張り出すのよね(笑)。

原理原則・精神論は日頃の授業で教えて、出された書類の審査を厳格にしたらいいじゃない。書類を受理するかどうかの判断は、事前に承認されたルールに沿って粛々と進めて欲しいわ。

今そんな高邁なこと言われたって、耳に入らないわよ。そんなチグハグなことやってるから、人文なんて、って言われちゃうのよ。