reformation

……ということで、fundamentalism の次は、和製英語のリフォームとはちょっと意味合いが違うとされているらしい reformation のお勉強に手を付けつつある。

原理主義絡みで「文明の衝突」が喧伝される昨今の一つ前の宗教戦争といえば、これですよね。カトリックとは何か、を考えるときにも、reformation と対比すると考えを整理しやすそうだし(←根っからの整理好き)。

宗教改革とその時代 (世界史リブレット)

宗教改革とその時代 (世界史リブレット)

著者は、プロテスタントが生まれるべくして生まれ、発展したとは考えない。「異端」として潰されて不思議でない運動がなぜ生き残ったのか、と考える。突き詰めれば偶然や幸運としか言いようがないかもしれない要因もありそうで、いずれにせよ、その過程で双方ともに多くの血が流れたわけだが……。