- 作者: 吉川浩満
- 出版社/メーカー: 朝日出版社
- 発売日: 2014/10/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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後半は「解釈学的循環」や「歴史の天使」でグールドさんを擁護する文章が続くが、自然の複雑なデザインの解明が wanton extinction の逃れがたい魅惑を無視しているとしたら、進化論者は20世紀後半にもなって、幼稚で杜撰でお気楽すぎることになってしまいそうだ。ドーキンスはネオリベなの? 本当に?
「生命の系統樹」に生物学の歴史性を代表させる見立ても、ちょっとよくわからない。