進化論の脅威?

理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ

理不尽な進化: 遺伝子と運のあいだ

後半は「解釈学的循環」や「歴史の天使」でグールドさんを擁護する文章が続くが、自然の複雑なデザインの解明が wanton extinction の逃れがたい魅惑を無視しているとしたら、進化論者は20世紀後半にもなって、幼稚で杜撰でお気楽すぎることになってしまいそうだ。ドーキンスはネオリベなの? 本当に?

「生命の系統樹」に生物学の歴史性を代表させる見立ても、ちょっとよくわからない。