準メルクルの幻想交響曲

明日もう一日あるので、行ける人は聴いておいたほうがいいと思う。これがプロが本気になった演奏というものだ。

リズム、アンサンブルを追い詰めていくのがこの指揮者の持ち味で、だからN響と共演して評価が高いのだと思いますが、今回の幻想交響曲は、(意外にも)第3楽章が深い呼吸で展開するドラマの焦点になっているところが面白かった。この人の指揮でオペラを見たい気になります。続く最後の2つの楽章でオーケストラ・サウンドを思い切って解放してくれたし。