「カメラの国ドイツ」

日本写真史 上 - 幕末維新から高度成長期まで (中公新書)

日本写真史 上 - 幕末維新から高度成長期まで (中公新書)

趣味のカメラといえば、かつてはなんといっても「ライカの国ドイツ」であったらしい。写真芸術のモダニズムをドイツ帰りの人たちが喧伝する、とかあったらしい。

そしてこの本では、アメリカの写真雑誌ライフもドイツから亡命したユダヤ人写真家が活躍する舞台であったような書き方になっているが、そういうことでいいのだろうか。

あと、大田黒元雄が写真も手がけていたらしい、とか、瀧口修造と写真、とか、気になるエピソードがいくつか出てくる。