「人間は自ら音を発することができるが、自ら光を発することはできない」
というのは、audiovisual litany に追加されるべき決定的な一行になり得るのだろうか?
Audible Past を読み終わったら、同じモードでシヴェルブシュの照明の文化史二部作を読み直してみるか。シヴェルブシュの手法・話法とジョナサン・スターンのそれを比較したら、何かが出てくるのかどうか。
- 作者: ヴォルフガング・シヴェルブシュ,小川さくえ
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ただし、人間自身が光るわけではないけれど、テレビジョンやパソコンの画面は、光と影をスクリーンに映す映画と違って、それ自体が発光するので、あたかも、ヴァーチャルに発光する「主体なき視覚像」を作り出している、と言えなくはないのかもしれませんね。(ヴォーカロイドはヴァーチャルに発音する「主体なき聴覚像」だと主張できるのだとしたら。)
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