江戸と西洋

広重の大胆とされる構図は、単なるローカルではなく、西洋絵画の遠近法を彼なりに摂取した成果とされているらしいのだが、そういうのは、日本のローカルをグローバリズムと対立させたい人にとっては、見たくない不都合な真実なのだろうか。

三曲合奏(純器楽ではなく唄入りのほうが多い)で琵琶が三味線に置き換わっている日本音楽における近世も、西洋との16世紀の接触の結果だろうというのが有力な説のはずですが。