【重要・要ご返信】日本音楽学会第67回全国大会研究発表要旨送付のお願い

という大仰なSubjectで、内容も妙に厳重にレギュレーションを設定したメールが『音楽学』編集委員会事務局から届いた。

全国大会発表要旨(既に大会事務局に送っている)を編集委員会に出せ、というのだが、これって縦割り組織の非効率(を末端・下流の個人に押しつけている事例)の典型ではないだろうか?

『音楽学』編集委員会事務局なる名義で発行される執筆者への伝達事項は、ことほどさようになぜか「指令」の形式であり、編集委員会の先生たちもそのことに気付いていない、という事案が多すぎる。

旧態依然の音楽之友社との結合を切ることも視野に入れて、学会誌をはじめとする紙の発行物は、情報の一元管理(一度作ったドキュメントを再利用するフロー)でさっさと電子出版に移行したほうがいいのではないか。

紙に印刷することを過剰に権威付ける傾向といい、命令口調といい、どこの古くさいお役所か、という感じがする。