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ワルツの19世紀

昨日は、モーツァルト(「ドン・ジョヴァンニ」)→ウェーバー(「魔弾の射手」)とシューベルト→ショパン→ヨハン・シュトラウス→チャイコフスキー→ラヴェル、という線で音楽としてのワルツ、聴くワルツのお話をさせていただきました。これまで鍵盤音楽史、舞曲史、管弦楽史の授業に組み入れていた話題をひとつの大きな流れとしてまとめることができて、私個人にとっても考えを整理する良い機会になりました。

本当は、モーツァルト、ウェーバーの先にウィーンのオペレッタがあって、何故か少女たちがアリアでワルツを踊るグノーや、パリが舞台のボエームにワルツを組み入れたプッチーニ、ラヴェル「ラ・ヴァルス」とほぼ同時代にはリヒャルト・シュトラウスのウィーンもの(ばらの騎士とアラベラ)があるのですから、オペラのなかのワルツのことも言わなければいけないと思いますが、これはまた別の機会に、と思っております。

(アデーレやムゼッタ、グノーのジュリエットがワルツで歌う、というのを視野に入れると、リヒャルト・シュトラウスの超人ツァラツストラのワルツの意味が変わる気がするのです。)

20世紀は舞踊の世紀だと言いますが、19世紀のブルジョワもそれ以前の貴族に劣らずよく踊りますね。