殿様のトカゲ

大泉洋が先週の嫡男決めのあたりから着々と「江戸時代のお殿様」な芝居を積み重ねているときに(座敷や縁側で少しずつメンバーを入れ替えながら短いシーンを積み重ねる段取り感が往年の映画・テレビ時代劇の様式特性だったんだなあと改めて思う)、一方の大坂城では、あろうことか徳川慶喜の人(また軍艦で城を逃げ出しそうだ、この人、新撰組のあとキラキラ将軍姿でCMにも出ていましたよね)が事務方のトップなのだから、これはやはり勝てそうにない。

ところで、毎回ワンシーンしか出て来ないのに圧倒的な生活感を醸し出す大御所様のところにはトカゲがたくさんいましたね。やっぱり大御所様だから、リザードン(ハロウィンが終わったころには茨木各所のジムに登場しそうだ)を余裕で所有しているのだろうか。