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脱青春

いずみホールに行ったのでJupiterをもらってきた。シューベルトの連載の最後の2回は、あまり感心しない。31歳のシューベルトはロマン主義の出口を見つけかけたところで死んだ、というのがシューベルト研究の定説になりつつあると思うのだが、日本のクラシック界はそのことを21世紀になっても認めたくないかのようだ。

あと、若くて出来ることがまだ限られている人を過剰にちやほやして、無茶振りするのは、教育上よろしくないと思います。目的なき冒険主義は、青春の鬱屈とともにロマン主義の負の遺産であり、シューベルトに己の愚かさ・未熟さを重ね合わせて陶酔するのは倒錯したナルシシズム、現代人の偽装された上から目線です。そのような行為への羞じらいをもちたいものです。