同好会はなぜ対外的に成果披露するのか?

学校のクラブ活動って、たいがいそうですよね。なぜなんでしょうね。自発的な無償の行為である、というのが同好会の同好会たる所以ではあるけれど、そのような無償の行為は、何者かの好意や善意の賜物であり、その感謝の念を表明したり、恩返しをする感覚ではないか、という気がしないでもない。

好意や善意を受け取りっぱなしで、遊ぶだけ遊んでそれでおしまい、という底の抜けた蕩尽に、おそらくヒトは耐えられないようにできているんだと思う。

たしか贈与論ってそういう話ですよね。

遊びが幸福への道なのか、それとも、退廃への道なのか、このあたりが分岐点なのかもしれない。