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ヴィオラの彼

今年は結局、弦楽四重奏の部しか行けなかったが、一次予選のヤナーチェクから、ヴィオラの彼が室内楽が好きすぎて女性3人を誘ったんだろうなあ、としか思えなかったアメリカのグループがどこまで行くのか、そこに注目しておりました。(選曲も、概してヴィオラが美味しいものばっかりやってましたよね(笑)。)

ベートーヴェンのa-mollはラプソディックで当たりが柔らかくて、好き嫌いで言ったら、かなり好印象でしたが、こういう団体はコンクールだと個性的な次点ですよねえ。大フーガを退屈せずに聴き通せるようにまとめたグループが優勝なのは、まあ、そうなるよな、と思いました。3位の団体は、アンサンブルというより、全員ものすごく楽器がよく鳴る粒ぞろいを集めた感じで、一次予選から隙のない出来映えだったけれども、あのスタイルだと、ハイドンもシューベルトも、全部一緒に聞こえてしまいますね。

優勝したグループは女性4人、2位が女性3人にヴィオラ男子、3位の団体も半分が女性。3次予選で終わったドイツのグループも男女混合だった一方、途中で振り落とされたイギリスのカルテットがどちらも男性4人だったのは偶然なのでしょうか。英国では、カルテットは今でも男がやるものだ、ということになっているのであれば、逆に面白いかも、とは思いますが……。

大阪城公園が一次予選の頃はスリープだらけ、本選の今日はカブトだらけだったのがちょっとうれしゅうございました。

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やっとここまで来た。