不死のドラマの最終回

なるほど、あのドラマでまだ患者役をやっていないのは彼女だけだが、そこはストーリーの軸にはならないだろう、という感じが予告編に漂っていますね。このシリーズは、毎回、2つか3つの話を重ねながら進むし、初回から現在まで、医療ドラマなのに決して人が死なない。

「私失敗しないので」とは、すなわち、登場人物が決して死なない、ということだと思う。

(そういえば、ポケモンGOもモンスターの「死」を実装していないですよね。「博士におくる」とそのモンスターはトレーナーの手元から消える(実質的には「Delete」機能だ)が、手元にあるモンスターの「げんき」は、何度ゼロになってもアイテムで回復できる。)

実際の最終回は、相棒とかに似たテレ朝の作法で正面突破しましたね。しかも、ここで終わることもできるし、事情が許せばさらに続編も作れそうだし。

  • 医療の本分を忘れた白い巨塔=放送の本分を忘れた放送局(クライマックスの手術のくだりは報道ステーションの時間帯で話を切り刻んでCM連打(笑))
  • 患者を絶対に見捨てないオペができるのはあなただけ=看板ドラマで主役を張って「絶対失敗しない」のは米倉だけ=どうすれば彼女がオペをやってくれるか/続編制作をOKしてくれるか、あらゆる手を尽くして周囲の人たちが彼女を担ぎ出す!

ということですね。