団塊病

東京の動向をみていると、良くも悪くも官僚的/グローバリズム的に世代交代して、「失われた20年」の団塊世代の病から次第に癒えているようだが、

大阪のクラシック業界では、戦前生まれにずっと頭を押さえられていた団塊さんが、ようやく自分たちが「おじいちゃん」(既に後期高齢者なのに!)になって、今こそ自分たちの好きにやれる、これからは自分たちの時代だ、と思い込んでいるらしい。

困ったことである。

客観的に見て、この世代の生き残りの人たちに、戦前生まれほどの実力はないのに。