呪いが解けた?

ブラームスの4番とか、マーラーの9番とか。大植さんが大フィルで作曲家の最後にまつわる音楽を振ろうとするたびに事件が起きておりましたが、呪い(?)は解けたようですね。

アルプス交響曲や先のブラームスの1番もそうでしたが、いかにも大フィルらしい重心の低い音を解禁、大フィルとでなければ作れない音楽、という路線を今は追いかけているのかな、という印象を持っております。本当にどんどん変わっていく人で。(なんだか、月並みなスポーツ解説者が野球の監督の采配をそれらしく語るみたいな言い方ですが……。)

バルトークがどんな風だったかということは、こちらのレポートが。こんなことになる(この曲をこんな風にやれる)とは。(確かに第4楽章も夜ですね。夜はなかなか明けない。)

世にも奇っ怪なオケ・コン!世界一ユニークなバルトーク現る〜大植英次/大フィル定期 http://opera-ghost.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-752f.html