大植英次のブラームス・シリーズ最終回

昨年からコンチェルト1曲とシンフォニー1曲を組み合わせる大植英次・大フィルのブラームスの4回シリーズが続いていて、本日が最終回。

アンコールのスペシャル・トーク(?)の内容は、「ブログに書いちゃいけません」とのお達しがあったので書きませんが^^;;、どうして大植さんが2010年のシューマン・イヤーにブラームスをかぶせて来たのか、美しい種明かしでございました。

ブラームスの4番、ふっくらしたサウンドで、でも鈍重なわけではなくて、よかったのではないでしょうか。

このところ聴くたびに思うのですけれど、大植さんがどう、というより、毎回が「大植・大フィル」にしかできない音楽になっていて、

好き嫌いはあるかもしれず、会場にきれいに音が広がるライヴならではのスタイル=「ナマモノ」なので、よその人に吹聴しても意味がないかもしれませんが、これは、めったやたらなもんじゃないという気がしています。