来年2月17日茨木市で岩田達宗演出「赤い陣羽織」

前のエントリーでご紹介した日経3月8日付の大栗裕記事の最後に、4月の2つの大栗裕演奏会に続けて紹介されていますが、来年2月に茨木で「赤い陣羽織」をやります。

主催は茨木市文化振興財団と茨木市音楽芸術協会。市内の400席規模のホールで、オーケストラは使えませんが、岩田達宗さんにご協力いただいて、「赤い陣羽織」を新しい形でやってみようと準備を進めています。

大栗裕没後30年(そして実は2012年は「赤い陣羽織」初演を演出した武智鉄二の生誕百年)からワンテンポずれていますが、大栗裕を知っていただく回顧企画とともに、作品をこの先も受け継いでいく新しい視点からの企画があってもいいのではないか、というコンセプトです。

武智鉄二演出は誰もが認める「決定版」で、関西歌劇団が大切に受け継ぎ、上演を続けていらっしゃることに最大級の敬意を払いつつ(私もあの演出は素晴らしいと思います大好き!)、こういうやり方も場合によってはアリかも、と思っていただけるものができたら、可能性が広がっていいかもしれない、とシロウトの浅はかさと知りつつ、そんなことを考えたりもする次第。

詳細は順次お知らせできるかと思います。公式情報としては、今月末に茨木市文化振興財団の来年度公演スケジュールを各方面へご案内する予定だそうです。白石、微力ながら裏方として準備のお手伝いをしております。どうぞよろしくお願いします。