オリヴァドーティ

舌の根も乾かぬうちに身勝手な人間と言われるかもしれませんが、オリヴァドーティ(吹奏楽の人しか知らないであろう作曲家)を各国ウィキペディアで検索してみたら、日本語版とオランダ語版にだけ立項されていた。日本はわかりますが(楽譜出てましたよね)、オランダでも演奏されていたということだろうか。ちょっと気になる。

日本語ウィキペディアにも、オーボエ奏者としてシカゴ交響楽団に所属したことがある風に書いてありますが、このあたりの背景が、話を広げる手がかりになりそうですね。

(ひとつネタを見つけたけれど、ここには書かない。)

あと、オランダ語版にしか書いていないけれど、マンドリンオーケストラの作品もあるみたい。

ウィキペディアは、ひょっとすると広がりそうな種を拾えるかもしれない場所であって、それを丸写ししてもねえ。「コピペの是非」というモラルの問題ではなく、そんなことをしてもつまらない、という好奇心の問題だと思う。

シカゴ響のどこかの録音で、これがオリヴァドーティの演奏だ、と特定できるものが発見できたらひょっとすると面白いかもしれないけれど、直感的に、手間をかけても成功する確率は低そうだなあ、とか、色々思うわけじゃないですか。

で、こういうアメリカの吹奏楽作曲家のプロフィールは、おおかた、楽譜に載っている履歴と、秋山紀夫なんかが昔書いた文章あたりが出所なのだろうし……。