本の分類

自宅の本棚では、知的生産とか整理法とかの自己啓発めいた本は文化人類学の棚に置いて、社会学や経済学の棚と分けている。

ロックだけでなく、ポピュラー音楽研究は民族音楽学の棚に並べて、音楽以外のことを(ことも)扱うカルスタやポスコロの類とは区別している。経験上、音楽に特化しているはずの前者は音楽家大栗裕のことを調べるのにあまり役に立たないけれど、後者は使える情報がときどき入っている。

ネット社会をめぐるゼロ年代風の評論は、別の部屋の読み物・流行り物コーナーにまとめてある。

ロックの政治性云々は、領域横断的といっても、いまいち勉強に使えないほうのグループに主に属しているように見える。

ただし、吹奏宅とは、とか、放送とは、ということを考えようとすると、前者と後者が混ざってきそうなので、後者だけあればいい、というわけにはいかないが。