「生誕250周年記念モーツァルト・ツィクルス」Nr.6 長岡京室内アンサンブル

京都コンサートホール小ホール。必ずしも行儀良くそろってはいないのですが、各パートの音楽(フレーズ)を作ろうとする創意の衝突が思いがけない効果をあげていたように思います。モーツァルト「ディヴェルティメント」変ロ長調K.137、「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、「ディヴェルティメント」ニ長調K.334。こういう意欲的で現在進行形のグループが地元にいることで、2006年まで続く3年がかりのシリーズに、芯が通った気がしました。