2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧
http://coral-b.tea-nifty.com/ver2/2012/04/post-3b08.htmlどうやら間逆に受け取られてしまったようで当惑しております。「大栗裕の代表作は吹奏楽であり、関西の吹奏楽関係者こそが率先して大栗裕を盛り立てなければならない」というような言い方が関西の…
連休中にあと2つ大栗裕関係でやらねばならないことを抱えて時間がないのですが、昭和天皇のお誕生日に、かつての通産省時代に日本万国博覧会の段取りをつけたとされ、今は橋下徹のブレーンだと言われる堺屋太一が旭日大綬章を受章したそうなので、大栗裕の1…
昔、阪大の品行方正な学部生が、卒論発表を「広辞苑によると“合唱”とは……」と切り出したので、呆れたことがある。
こういうことは、お客様が色々な聴き方、楽しみ方をしていただければいいことで、言わぬが花なのかなあ、という気もするのですが、「大阪俗謡による幻想曲」の成立史を探るところから大栗裕に接近した人間の冷静な観察結果を再度述べさせていただくとするな…
「大栗裕は、天の岩屋戸の物語という一番大切な題材を大阪市音楽団に託した」
[年データが一部まちがっていたので訂正。]ということで、終了しました。2時間40分の長丁場でしたが、「ホルンを愛した男・大栗裕」というところで筋を通したことで、色々なことがくっきりしたイメージに収まった演奏会だったような気がします。いかがでした…
大阪音楽大学も主催に名前を連ねておりまして、付属図書館大栗文庫から、ささやかですが、遺品・自筆譜をいくつかロビーに展示させていただくことになっています。大栗裕はピアノを弾けなくて、自宅のこたつで、ハーモニカで音を確認しながら作曲している、…
諸々せっぱ詰まっているので、ひとまず短信。http://www.osaka-phil.com/schedule/detail.php?d=2012042020日の大栗裕没後30年演奏会で大阪フィルが演奏する「大阪俗謡による幻想曲」ですが、通常の1970年改訂版(=「吹奏楽のための大阪俗謡による幻想曲」…
前途有望な大学生が万年青年な大学教員のアジテーションで煙に巻かれないために、蛇足ながら一言つけくわえるとしたら、日本で「文系」と俗称されている学問群を Humanities (強いて日本語に直せば、人間のあれこれ、か?)と曖昧な言葉で呼ぶのは英語の習…
[1980年代から90年代に吹奏楽で大栗作品が広まった経緯のまとめを付記。]一つ前のエントリーで、大栗裕に「触媒」のようなところがあったかもしれないと書きましたが、1982年4月18日に大栗裕が亡くなったあとの数々の追悼演奏会は、大栗裕が人とのつながり、…
産経(3/3)、日経(3/8)に続きまして、本日の朝日新聞大阪版夕刊が大栗裕のこと、没後30年演奏会のことを取り上げてくださいました。(某S記者、来年度のフェスティバルホール・リニューアル・オープンへ向けて、現場復帰でございます。)
(ちなみに、そもそも西洋音楽において、composition(構成)という後が用いられるようになったのは、いつ頃のことなのだろうか? そして、音楽が「建築」などのイメージで語られるようになったのも、いつ頃からなのだろう? たぶん、そうしたことに関する研…
指名されたみたいなので、何か書いてみます。(恒常的に、そんなことをしている場合ではない〆切状況ではあるのですが。)http://wind.ap.teacup.com/lzfelt/2237.html
大栗裕ゆかりの団体の皆さまが一堂に集う4/20の没後30年記念演奏会。ああいうイベントは、人の縁を大事にしていた大栗裕ならではじゃないかと思うのですが、またここに、もうひとつの「縁」を発見。
[学校の課外活動としての吹奏楽とは何なのか、後半に部分的に追記しています。→ PM22:50 話の流れが錯綜してきたので、全体を見直して整理しました。]直営見直しに「待った!」 市音を守って 有名作曲家ら3人が訴え http://sankei.jp.msn.com/west/west_aff…
[BandPowerの富樫鉄火氏コラムへのリンク&「君が代エイド」構想を追記。]遂に来たか、というニュースですね。橋下市長、市音楽団員の配転認めず「分限免職」 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120405-OYT1T01403.htm法律的には、この「分限(免職…
[「ドイツ的饒舌」(仮称)とポロネーズの関係をめぐる妄想を付記。]大栗裕の能弁・饒舌でびっしり目の詰まった音楽はどこから来たのだろう、とつらつら考えて、ふと頭に浮かんだのがモーツァルトの一節。大阪フィルが4月の定期でもとりあげるモーツァッル…
宗教で読む戦国時代 (講談社選書メチエ)作者: 神田千里出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/02/11メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 27回この商品を含むブログ (20件) を見る 與那覇潤さんのことは、ひとしきり集中して考えたので、もう…