2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

現場で行われた2つのスピーチ、本山秀毅(びわ湖ホール声楽アンサンブル専任指揮者)と平松邦夫大阪市長(大阪フィル「星空コンサート」)

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昨日の文章は、午後からびわ湖ホール声楽アンサンブルの定期演奏会に行って、そのあとで書いたものです。批評を書くので、内容・感想はここには書けませんが、指揮は専任指揮者の本山秀毅さん。物静かな印象の方ですが、休憩後に「今日は、いろいろ騒がれた…

盛り場の「文化」と、景観の「脳内イメージ」(満開の桜でお琴が出てくる橋下大阪府知事について)

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(最後に「追記」あります。そしてその後面白すぎる記事をみつけたので、「さらに追記」しました。)やはり大フィルその他への補助打ち切りも大阪府改革PTで検討されているようですね(asahi.com: http://www.asahi.com/national/update/0426/OSK20080426001…

新進ヴァイオリニストにイザイの無伴奏は必須なのか?

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先日、ある若いヴァイオリニストさんのリサイタルの批評に、こういう一文を入れさせていただきました。 なお、イザイの無伴奏ソナタは、本来、のらりくらりと進む達人の枯れた「話芸」を聴かせる曲であり、若手の腕試しに利用する風潮は根本的な誤解だと思う…

演出いろいろ、大栗裕「赤い陣羽織」(武智鉄二/井原広樹)、ウェーバー「魔弾の射手」(シュテークマン)、モーツァルト「フィガロの結婚」(グート)、ヴェルディ「アイーダ」(コンヴィチュニー)

大阪も東京も演出が話題のオペラが相次いでいますね。大阪では(=50回目になった大阪国際フェスティバル)、ザルツブルク制作をもってきた「フィガロ」が一昨日(4/20)に終わりまして、既に東京で話題になっているコンヴィチュニーの「アイーダ」は今夜で…

服部緑地のセンチュリー・オーケストラハウスには、かつて大阪府音楽団がありました。

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大阪府との折衝はこれからなのでしょうけれど、大阪センチュリー交響楽団のこととか、7万人以上の署名が集まりつつある応援団のこととか、おぼろげに様子が見えてきて、私個人としては、どういう結果が出てくるにしても気になるのはその先のことだな、と思…

両論併記:大阪センチュリー交響楽団の「象徴的な意味」はさておき、現状がどうなのか?

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本当に時間がないので、とりあえず資料・証言等をいくつか貼ります。小異に目をつぶって大同に付くのが「運動」の基本。署名運動は、「文化を守れ」という大きな主張のシンボルとしてやっているわけだから、大阪センチュリー交響楽団の財務実態や、オーケス…

大阪センチュリー交響楽団は本当に「増員」を目指していたのか?

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昨日の大阪センチュリーの定期演奏会、伊東恵さんのブラームス2番を聴きたかったのですが、原稿がどうしようもない状況になっていたので断念しました。会場ロビーで署名を募る予定と聞いていたので、それも見ておきたかったのですが……。

大栗裕「弦楽のための二章」、「オーボエとオーケストラのためのバラード」、「赤い陣羽織」

今日中には仕上げたいと思っている原稿があるので、大阪センチュリー交響楽団の件はあと回しにして、簡単にいよいよ明日に迫った大阪フィルによる「大栗裕の世界」(いずみホール)のこと。http://www.osaka-phil.com/schedule/detail.php?d=20080415「どん…

東京交響楽団オープニング・ナイト

相変わらず原稿が滞っていて泣きそうです。各方面、本当に申し訳ありません。新年度の行事が続いておりますが、寝ている間と、人に会っている間以外は、原稿完成へ向けての作業に費やしております。あとちょっとです。どうぞよろしくお願いします。さて、東…

岡田暁生「恋愛哲学者モーツァルト」

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