2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日々刻々

これがこうして、こうなった。4月は目前だ。[追記]翌日、4月に入ると、ほぼ満開。[追記2]さらに翌日。[追記3]4/3、曇り。枝の先端が、我が家の4階のベランダに達していることに気付く。[追記4]4/4、雨上がりのベランダに花びらがちらほら……。最後にこの桜…

787

ボーイング787発見。ANAの羽田・伊丹便のうち、数本だけこれが飛ぶらしい。別の旅客機ですが、これは着陸に向けて結構急降下しておりますね。

放送劇・テレビドラマ・音楽番組

ラジオドラマの録音とテレビドラマの劇伴、そして、音楽番組のために収録された録音は、いずれも放送局が制作するけれど、意味と役割が違うんじゃないか、ということを数日来考えている。そんなときに『テレビが見世物だったころ』が出て、「テレビ」と呼ば…

「発明」とアマチュアリズム

以前『メディア技術史』を読んでこういう感想を書いたが、http://tsiraisi.hatenablog.com/entry/20131104/p1テレビ黎明期を論じた新著が出て、やはり、バルトークの工作好きを連想したのは的外れではなかったらしいと安心した。 テレビが見世物だったころ: …

磁気テープ・メーカー勢力図

大栗文庫に寄贈されたオープンリールを整理していると、やはり国産老舗のSONY(東京通信工業時代の「テープコーダー」から「ソニテープ」、「ソニーテープ」がひと通りある)やTDK(東京電気化学工業名義の頃から)が目立つけれど、毎日放送や朝日放送、関西…

「あなた」と「私」

団地の府営賃貸のほうには外国人の方がかなりの数住んでいらっしゃるようで、団地内のマーケットには、昨年、フィリピン人の経営する食堂ができた。日本のなかの外国を「あなたは知らない」と言うけれど、実際には、新聞記事の話者から「あなた」と呼びかけ…

学会に必要なのは自治会・労組ではなく管理組合の発想ではないか?

ふと気がつけば、40代でいくつかの中間団体の会計係ばかりをやってきたが、会社でもなく家族的でもない数百人規模の中間団体のなかでは、集合住宅の管理組合が一番面白く独特だなあ、と思った。私有財産の共同管理をどこまで自主的にやるか、外部に委託する…

一等三角点

大栗裕の遺品のなかに、写真を引き延ばして額縁(10号ポートレートサイズの相当するようだ)に収めたものがある。ネットを検索した画像と比較すると、木曽御岳山剣ヶ峰の山頂のように思えるのだが、まだ自信はない。写真右の印象的な石積みは今はなく、「御…

歌謡曲とクラシック音楽

歌謡曲は、知らず知らずに「日本の音感」で作曲されている、というかつての小泉文夫の主張は、今となっては「創られた日本の心」のヴァリエーションと言われざるを得ないだろうし、レコード歌謡が自然発生的ではない「製品」としてどういう風に製作されてき…

右開きのTDK

昔は磁気テープが貴重で放送局は重ね録りして使い回したと伝えられているが、大栗裕の没後、NHK大阪から寄贈(返還?)された「桜守」というドラマの音入りオープンリールテープは、「桜守」の第何回、といったことを記した紙を取り去ると、こういうのが出て…

翼を曲げる

ウイングレットと言うらしい(今朝の庄内)。

機械・人間・動物

「人間を人間として見る困難」を近代と形容できる、ということにすると、 国家は人間を人間として見ることに失敗し続けるから揚棄しよう(左翼的進歩) 民主主義は人間を人間として見ることに失敗し続けるから撤退しよう(右翼的反動) というのがあって、 …

半年→4時間

この状態のビニール袋入りのオープンリールテープテープ約180本が、4時間後にこうなったのだから、よしとしたい。かつて録音スタジオはそれぞれに必要項目の入った特製の定型紙を用意して、必要事項を書き込んでから箱に巻いてテープを管理していたようなの…

メドレー推奨

日本の大学がグローバル化を推進しているんだったら、在校生・在籍教員、それで足りなければ卒業生・退職教員、すべての関係者の国籍に配慮して、各国国歌メドレーを歌う、という選択肢があるんじゃないだろうか。大学へ行くと、色々な国の国歌が学べる、グ…

オペラハウス上空

羽田や成田から伊丹に来る便を待つのがいいらしい、ということがわかってきた。大きい飛行機は滑走路を目一杯使わないといけないから、庄内上空をいい角度でかすめてくれるようだ。よく見ると、もう車輪を降ろしかけてますね。飛行機って、見えるのは一瞬で…

決断しすぎてはいけない

抑圧の試み。

情報の圧縮と展開

録音テープの整理作業とは、そこに記録された情報の数々を人間が理解できる言葉や図像に変換することだと考えて半年やってきたわけだが、実際に結果を出力してみると、情報の圧縮と展開ということに思い至る。言葉や図像にすると、えらく膨大な分量(コンピ…

「一生を棒に振る」

ここに書くことなのか、別のところ(あそこだ(笑))に書くことなのか、はっきりしないが、「一生を棒に振ることになっても知らないよ」と言われて、きょとんとせざるを得ないのは、社会の通念に照らすと、音楽なんぞに足を踏み入れたときに、既に私は「人…

視聴覚資料

大栗文庫の引っ越しが最終段階に入って、改めて思うのは、紙の原資料と視聴覚資料は、保管方法が違ったほうがいいのだろう、ということだ。紙は、原資料をマスターとして閉架で管理して、それにもとづく出版物を公開する、という区分けでいいけれど、図像(…

名前

母はロウバイか、と言うのだが、ネットで画像をあれこれ見ると、ヤマグミという木なのかもしれない。

「反実技」という病

http://tsiraisi.hatenadiary.com/entry/20160321/1458533155

サクラサク

公園の一本が早くも。

近況

色々あって書き忘れていたが、日経で先月は飯森範親と日本センチュリーのこと、今月は、びわ湖ホールのさまよえるオランダ人のことを書いた。

その仕事の責任者は誰か?

私が、昨年10月に精華大学での研究発表を準備する過程で、視聴覚資料を良好な状態で使用できるかどうかの事前確認を再三要求したのは、権利者から使用許諾を受けて借り受けた視聴覚資料の運用について、責任を負っていると考えたからである。しかし、例会担…

義侠心の制御

議論が再び不毛な平行線をたどることを防ぐために付け加えさせていただきますが、増田先生の現在の煩悶は、「無責任体質」の罠に絡め取られていることに起因するというよりも、負わなくてもいい責任を気安く請け負ってしまう一種の義侠心の空回りである可能…

望外の幸せ

前略増田聡様言うまでもないことですが、この機会に、「組織における無責任と無気力の関係についての考察」をご開陳いただけるのだとしたら、望外の幸せと言うべきことであろうかと思いますので、重ねてご返答をお待ちしております。白石知雄拝

日本音楽学会西日本支部委員増田聡氏(大阪市立大学准教授)の昨年度の職務実態に関するささやかな質問(追加)

昨年、あなたが例会担当委員を務めた精華大学での日本音楽学会関西支部例会の準備過程で、あなたは、私が何度メールしても返事がないので、業を煮やして携帯に電話したことがありますね。そのときあなたは、視聴覚資料をDVD-Rにまとめて焼いて再生することに…

学校幻想

世界がどういう風になっているか、子供に教えるための学校というのを作ってしばらくすると、学校で世界を学ぶのではなく、世界が学校のようであればいいのに、と倒錯する者が一人か二人は出てくる。でも、もちろん、世界が学校のようになったりはしない。と…

半可通の悲喜劇

科学の半可通が科学に対する幻想を助長する悲喜劇を見かけることがあるように思うが、「言語論的転回」なるものも、ことばの半可通がことばに対する幻想を助長する悲喜劇を招きますね。ハナから幻想を抱かない人や、幻想から覚めた人のほうが圧倒的に多いの…

「文章作成AIが世界最強の事務員に勝利」

開発者によると、この文書作成AIは、既存のデジタル文書を世界最強の事務員よりも高速に自動複写する。しかも、「編集」→「カット/コピー/ペースト」という指令を与えるだけで、対象が文字列か、画像か、音声か、定型文書によくある表やチャートなどの書式…