「人間を人間として見る困難」を近代と形容できる、ということにすると、
- 国家は人間を人間として見ることに失敗し続けるから揚棄しよう(左翼的進歩)
- 民主主義は人間を人間として見ることに失敗し続けるから撤退しよう(右翼的反動)
というのがあって、
- みんなまとめて面倒見るから黙ってオレに着いてこい(新体制)
という最強手を意識しながら舌戦を繰り広げるのが政治なのかもしれず、
しかし同時に、
- 人間を人間として見る困難
の周囲には、
- 機械を機械として見る困難
- 動物を動物として見る困難
というのがある。
シャッフルしてみる。
- 人間を機械/動物として見る → ポストモダン・近代の超克系
- 機械を人間/動物として見る → AI系
いわゆる「文系」ではこの軸に人気があって、
- 動物を機械として見る → 自然科学系
- 動物を人間として見る → 癒やし系
この軸で動くと「理系」と相性がいい。
(ということでいいのだろうか)