2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧
この「ボケ役=大阪弁」という図式の成立と展開こそ、わたくしは「創られた神話」として学術的に表象の分析をどなたかにしていただきたいものだと思っております。 江利チエミ没後30年、映画「ジャンケン娘」&三人娘映画を観る - 仕事の日記(はてな) この…
いずみホールの会員誌『ジュピター』2月/3月号で『アルテス』VOL.01が紹介されました。 『ジュピター』で『アルテス』が紹介されました (ブログ * ARTES) 『ジュピター』は、少なくとも現状ではホールで無料配付しているPR誌なので、問題ないと判断して書…
元大阪市音楽団の木村吉宏先生が音楽監督を務めるフィルハーモニック・ウインズ大阪が来る4月30日にオール大栗裕の演奏会を計画しています。 フィルハーモニック・ウインズ大阪第12回定期演奏会〜大栗裕よ永遠に〜 2012年4月30日(月・祝) 16:00開演(15:00…
なるほど、これ、ちょっと面白い。 このケージの曲集は、いわばEtudes d'execution transcendantaleとでも言うべきものだ(transcendanteではなく、transcendantale!)。 南のエチュード ( イラストレーション ) - Le plaisir de la musique 音楽の歓び - Y…
今年初挑戦の歌劇史はあと1回、日本のオペラを残すのみとなりました。
[2013/12/29 「現代文化研究」とオペラ、舞踊の項目を追加、2013/4/17 「音楽とナショナリズム」の項目を追加、2013/1/2 いくつかのリンクを追加]ほぼ1年にわたって少しずつ「最近の音楽学」の復習をして参りました。まとめです。極私的な動機による復習リ…
言い方をかえると「エビデンス」がなくても人は快楽を感じる(ことがある)。快楽について、それを与えている(と思われる)対象内に要因を求めて分析したり…というのは根本的にナンセンスであるようにおもう次第なのよ
音楽形式学で、発展と並列、すなわち、論理的首尾一貫性とバランス感覚という好対照な2つの原理がある、と書いてあるのを読んだとき。(唐突にこういう話を何故書くか。内容としては前にも何度か書いた気がする話ですし、「人間がむしゃらなだけでなくバラ…
[1/14 三人娘シリーズ第3作「大当り三色娘」の感想を追記]三人娘(美空ひばり、雪村いずみ、江利チエミ)の映画が4本ともDVD化されているのは「お嬢」の絶大な人気のお陰だと思うのですが、江利チエミ目当てで観た、と言うとマニアックすぎるでしょうか。 …
英米の音楽論については、何か言いたい人が多いのか、あるいは、何かを語り合いたいと思う人が英米の音楽論に関心を持つということなのでしょうか。お二方からいただいた反応をご紹介します。
[最後に追記あり。]『ピアノ・ノート』が好評だったせいか、チャールズ・ローゼンの本が次々訳されていますが、ロスの20世紀音楽史、コッホのバッハ、ロックウッドのベートーヴェンなど、最近目につく本格派っぽいクラシック音楽本は「合衆国製」が多くて、…
新年早々にしては血なまぐさいお芝居ですが、2つの「エレクトラ」を続けて観てみました。 グリークス 10本のギリシャ劇によるひとつの物語 [DVD]出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2008/03/19メディア: DVD クリック: 3回この商品を含むブログ (2件)…
年をまたぎましたが、分析哲学の発想と方法を美学・藝術学へ適用したいわゆる「分析美学」について、思うことを少し具体的に書いてみます。 講座 美学 (3)作者: 今道友信出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 1984/10メディア: 単行本購入: 2人 クリック:…