2009-12-01から1ヶ月間の記事一覧

事業仕分けと音楽のシビリアン・コントロール

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前のエントリーで「美的自律」とか舞台の「真剣」のような語彙を持ち出したのと矛盾するようでもあり、そうではないようでもある話ですが、http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20091229/p1私は、芸術家が選ばれた特別な人間として崇め奉られる世の中よりも、愚…

某「破壊型批評家」氏に対する批判に若干の懸念あり

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[12/30追記あり、12/31 3:00にもう少し追加]もう一ヶ月以上前のことになりますが、ある音楽評論家さんのブログで、本当にそれでいいのだろうか、と思う記事を見かけました。彼が演奏会に行くと、以前に演奏評を書いたピアニストの初対面のご親族から、「○○さ…

ショパン生誕200年を先取りして、手紙と評伝から台本を書く(茨木市音楽芸術協会「主役はピアノVOL.2」)

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ここ数年、茨木市音楽芸術協会という団体のお手伝いをさせていただいておりまして、12/12に、茨木市の文化振興財団と共催でピアノの演奏会をやりました。http://www.ibabun.jp/event/211212.html後半は2台ピアノの演奏(4手でモーツァルトのニ長調ソナタ、…

宮城道雄は「音楽のフジヤマ芸者」なのか?(戦後関西音楽小史 - 大栗裕を中心に@はびきの市民大学)

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相変わらずバタバタして、日々いろいろなことが起きていますが、順番にご報告。関西の戦後音楽史を扱っております羽曳野市の市民講座。http://www.city.habikino.osaka.jp/hp/menu000003600/hpg000003565.htm#wed-6 http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20091114…

軽佻浮薄なドイツ音楽(神戸日独協会ドイツ文化特別講座 「ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタについて」)

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この秋は、3年目のしめくくりになったムラマツリサイタルホール新大阪のピアノ・リサイタル・シリーズ、あるいは、進行中の羽曳野市のはびきの市民大学もそうですが、紙やネットの文字の記録に回収できない、いわば「消えもの」系の仕事が続いております。…

戦後関西音楽小史 - 大栗裕を中心に(はびきの市民大学):進行状況のご報告

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先日ご案内させていただいた市民講座。http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20091114/p1話の内容や、思わぬ発見、受講生の皆様の反応から教えられたことなど、書きたいことは山のようにあるのですが、とりあえず、私自身のことはともかく、講師をお願いした演奏…