2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「音楽を考える2009 音楽と映像」(2) 1930年代のミュージカル映画

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前にご報告した神戸女学院の授業(http://d.hatena.ne.jp/tsiraisi/20090423/p1)のつづきです。1930年代には、映画が蓄音機との同期に成功して、いわゆる「トーキー」の時代になるわけですが、この時期のハリウッドで音楽が重要な役割を果たしているとされ…

吉岡洋・岡田暁生編『文学・芸術は何のためにあるのか?』と、岡田暁生×片山杜秀「21世紀の音楽批評を考える」(京大人文研)

吉岡洋・岡田暁生編『文学・芸術は何のためにあるのか?』という本を見ると、岡田暁生さんが「音楽・芸術は生きる希望を与えてくれるか?」という論文(エッセイ?)を寄稿していて、三島由紀夫「小説家の休暇」と並べて、片山杜秀「音盤考現学」が関連図書…

片山杜秀「深井史郎と京都モダン音楽」(いずみホール「Jupiter」Vol.116)から南安雄の「チコタン」へ

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昨日は、いずみホールの「隅田川」&「カーリュウ・リヴァー」公演。考えてみたら、コンサートホールで能を本式に上演することは、ひと昔前の通念であれば、相撲をプロレスのリングでやるのと同じくらい冒涜的でありえないことだったはずで、(戦後、武智鉄…

「カーリュウ・リヴァー」補足

いずみホールで今週末に上演されるブリテンのオペラ「カーリュウ・リヴァー」の日本での過去の上演について、前の記事に書いたことの補足です。

新国立劇場の「修禅寺物語」、いずみホールの「カーリュウ・リヴァー」に武智鉄二を思う

新国立劇場で6月に坂田藤十郎の演出で清水脩の「修禅寺物語」があり、いずみホールでは5/16にブリテンの「カーリュウ・リヴァー」が能「隅田川」とあわせて上演されることになっています。http://www.nntt.jac.go.jp/season/updata/20000079_opera.html htt…