2007-02-01から1ヶ月間の記事一覧
とある事情で、演奏会のチラシやパンフレットの表記を校正する仕事をここ2年ほどやっています。今日は、そういうことをやっている中でわかったことや、考えたこと。(もしかすると、既にどこかに書かれている内容と重複してまっているかもしれませんが……。…
大植英次さんが出演できなくなって(ドイツで療養中のようですね)、急遽クラウス・ペーター・フロールの指揮で、曲目もモーツァルトの交響曲40番とチャイコフスキー「悲愴」に変更された演奏会(ザ・シンフォニーホール)。本当に色々なことを思いつく指揮…
大阪駅東口から南へ梅田新道を下って、国道2号線との交差点に立つ高層ビル、ニッセイ同和損保フェニックスタワーの1〜4階部分がザ・フェニックスホール。http://phoenixhall.jp/あいうえお順ではなくなってしまいますが、イシハラと比較しやすそうなので…
マルタンさんからは「民族のハーモニーというテーマにした理由の一つは、作曲家たちが最初に親しんだのはそれぞれの国に伝わる民謡だったんじゃないか、と思えることなんです。彼らはそれを生涯の中で芸術へと突き詰めていったんじゃないでしょうか」という…
やくぺん先生、渡辺和さんのブログのホール芸術監督の話が面白かったです。 特に、この数日そこかしこで出会う音楽ファン、「マニア」と呼ばれるほどの知識と見識の持ち主の方々が、「日本に芸術監督ってそれっかいないんですか」とビックリしている。 http:…
今日は漠然とした話。さっきN響アワーみていて、ふと気づいたら、今N響の定期の指揮者は音楽監督以下、ほとんどが外国人なんですね。東京の他のオーケストラもここ数年で、名前の通った外国人を常任指揮者に迎える形がすっかり常態化したようで……。日本人…
「音楽現代」3月号が届いていました。今月のCD評は東京クヮルテットのベートーヴェン「ラズモフスキー弦楽四重奏曲」と、アファナシエフの2005年サントリホールのライブ盤(オール・ベートーヴェン)の2つを担当しました。新メンバーが入ってスタイルが若…
東京のゴールデンウィークの「熱狂の日」音楽祭は、初回に長岡京室内アンサンブルの公演を1回聴いただけなので、ほとんど部外者ですが。id:tsiraisi:20050430#p1今年のプログラムが発表になったようですね。 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 「熱狂の日…
大フィルからFAXでプレスリリースが届きました。「謹告:指揮者・曲目変更のお知らせ」として、大フィル第405回定期演奏会(2/22、23)と第44回東京定期演奏会(2/25)について、 [……前略……] 指揮者、大植英次が、頸部を痛め、医師より4週間の入院静養を勧…
夜、神戸新聞松方ホール。ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲。前半が第1、12番、後半が第8番。悠然と弾いている姿も、弓が弦に吸い付くような弾き方も、いかにも東欧から来たスタイルという感じですが、過剰にねっとりしたものではなくて、普通に上手いな…
「朝日新聞」の批評欄などでもご活躍のバルトーク研究家、伊東信宏さん(阪大の先輩……)が、数年前ザ・フェニックスホールで、堺市の山本宣夫さんのコレクションなどをベースに、クリストフォリのレプリカからコンピュータ制御の試みまで、ピアノの300年の歴…
前のエントリー(馬淵昌子さんのヴィオラリサイタル)の最後に書いたショスタコーヴィチ談義の続きです。
夜、ザ・フェニックスホール。前のエントリーのいずみシンフォニエッタ大阪を前半で抜けて、そのあとこの演奏会へ行きました。シューマン「おとぎの絵本」、ヒンデミットのヴィオラソナタ、西澤健一さんの「Into the Dark After a Little While」(新作→いず…
[追記3] ショスタコーヴィチ談義に続編を追加しました。id:tsiraisi:20070203#p3だらだらシツコイとお思いでしょうが、考え始めると行くところまでいかないと気が済まない性格なのです。すみません……。[追記2]この日行ったもうひとつの演奏会について、エ…