2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

プッチーニ「蝶々夫人」のアメリカ批判

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[6/1,2 記事の真ん中あたりに、あれこれ補足しております。]マスコミ報道だけを眺めていると、何がどう問題なのか、さっぱりわからなくなってしまう今日この頃。先日、こういうご指摘を見つけました。 たとえばプッチーニのオペラ『蝶々夫人』が、イタリア人…

延原武春&大フィルのハイドン「驚愕」とベートーヴェンの第四交響曲(大阪フィルハーモニー交響楽団いずみホール特別演奏会)

延原武春さんとテレマン室内オーケストラは、昔、朝比奈・大フィルが年末の第九をものすごい回数やっていたころに「100人の第九」で話題になっていたのを知ってはいましたが、実際にわたくしがいろいろな演奏会を聴かせていただくようになったこの十年く…

大阪センチュリー交響楽団のメンデルスゾーン「賛歌」(歌の「古さ」の分析試論)

[5/15 後半部分、「バッハのコラール」と「荒城の月」の話を追記しました。5/16 その後こまめにあちこち直しています。]本日は大阪センチュリーの定期で高橋悠治の新作披露とメンデルスゾーンの交響曲カンタータ「賛歌」(交響曲第2番)。高橋悠治作品は、…